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【コラムvol.8】コロナ、4年目の正常化2 手探りの新学期(23年4月23日日経新聞)

更新日:4月30日



【記事ハイライト】

・文部科学省は3月、全国の教育委員会に、4月から学校で原則マスク不要とする通知を出した。

・「子供は相手の表情を見て、感情をくみ取る経験を重ね、対人関係の築き方を学ぶ」長崎大学教授

・マスクを外せて嬉しいと思う子供がいる反面、顔を見せるのは恥ずかしいと明かす男子児童もいる

・給食の「黙食」、イベントの中止。コロナで学校生活は様変わりした。

・海外に遅れていたICT機器が一気に普及、9割超の自治体が「1人1台」を実現(コロナが残したのはマイナス要素だけではない例)

・日立製作所は24年度の採用面接で「学生時代に力を入れたこと」についての質問をしないと発表


【コメント】

大前提として、コロナはなくならないだろう。にも関わらず、第9波の可能性、という記事もみかける。なぜコロナだけがこれだけ強調されるのだろうか。

日本で意見が強いのは高齢者の方だろう。これは年功序列だったこともあり、有権者比率だけではなく必然だと思う。その高齢者の方の主な情報収集源はテレビという人が多いだろう。テレビニュースは人を心配させるのが大好きなメディアだ。テレビをつければ、毎日のように火災の映像が流れたりする。私の60代の父親は「また火災だよ」などと大体テレビを言いながらいう。だが、私は現実世界で火災に直面したことは1度もないが、にも関わらず、テレビを通じて数百回数千回は火災のニュースを見ているかもしれない。人間の脳は、実際起こっていることだろうと、映像のバーチャルの世界だろうと、判別できない構造となっている。ネガティブニュースに触れれば、ネガティブな事件が自分の身の近くで起こっているかのように感じてしまう。


つまり、テレビというマスメディアが多くの人の意見を潜在的にコントロールし、政府を動かしたという側面は一理あるかと私は考えている。しかし、結局そうさせているのも、自分の頭で考えていないから、ということになるのかもしれない。だが、なぜそうなるかといえば、情報収集する術であるインターネット検索等ができない(様々な情報から判断する)、年功序列の中で上司を見て仕事をしてきたから等々、必ずしも個々人が悪いとかではなく、時代の背景を考えると致し方ない部分があるかと思う。


それでも、若者世代からすれば、多くの経験を奪われる形となり、中長期的には日本にとって、大変な損失になった可能性があるかと思う。

AI時代が本格的に到来する兆しが出ており、「感情」部分が読み取れないだったり、例えばちょっと良いレストランで帰る際に「どこかを見て、気持ちがないありがとうございました」などと言われれば、「ロボット」で良いだろう。人が介在する意味がない。ロボットなら何も思わないし、むしろ自動音声で、金融機関のATMなどで、ありがとうございました。と言われると、下手をすると、場合によっては、人が介在しているより、よっぽど気持ちが良いケースがある。


コロナのプラス影響として、ICT機器一人1台の実現とあるが、コロナがなくても、「当たり前に早急に実現しておくれ」と私は思う。


だが、そんな不平不満を言いたいわけではない。なかなか変わらないから「面白い」「課題が沢山ある」課題があるからビジネスで解決する、という発想になる経営者も多いだろう。

本当のプラス要素は、日本の沢山の課題が日経新聞等通じて露呈したことだろう。緊急事態宣言はある時点からコロナが脅威だから発令されたわけではない。病床数の不足、沢山あるのに、利用できないから、なぜ利用できないか、は海外のように横の繋がりがないから、縦割りだから等々ある。


コロナは過去のものとして、前を見て進んでいきたい。これ以上、経済を止める意味はないだろう。


〜オフィスは「賃貸」に加え、「利用」の時代へ〜

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